当院について

当院についてごあいさつ

理事長ごあいさつ

 当院が御野場の地に開設されてからまもなく50年。地域住民の皆様、そして近隣の医療・介護施設の方々のご支援により当院はこの地に深く根を下ろし、地域に貢献できる施設に成長することができました。

 御野場病院は昭和53年に小林尚壬先生により設立され、昭和58年に特例許可老人病院となり、平成4年医療法改正により療養型病院(長期療養患者にふさわしい療養環境を有する病院)になりました。平成18年に時代の要請に応えて回復期リハビリ病棟を開設し、平成28年には当院を利用されている患者さんと近隣の施設に入所されている高齢者の後方支援として地域包括ケア病棟を開設。現在は、地域包括ケア病棟(50床)、回復期リハビリ病棟(49床)、療養病棟(26床)、そして神経難病等を受け入れる特殊疾患病棟(26床)で構成されています。すべての病棟が療養病床ベースであることから、浴室、トイレ、食堂等は高齢者用に整備され、介護福祉士を厚く配置することで障害のある高齢者にとって療養しやすい環境になっています。病棟には医師、看護師の他に、歯科医師、リハビリ療法士、歯科衛生士、介護福祉士、管理栄養士を配置し、専門性を発揮しつつも連携を図り診療にあたっています。特に、リハビリ、口腔管理、栄養管理には力を入れ、病気を治すだけでなく生活を支える医療を心がけています。

 当院は在宅療養支援病院として、訪問診療と介護サービス(訪問看護、訪問リハ、通所リハ、デイサービス等)に積極的に取り組んでいます。訪問診療は秋田市の南部地域の患者さんが中心となりますが、医療施設の少ない雄和・河辺地区も対象とし、心不全、呼吸不全、癌等の内科的疾患はもちろん、人工呼吸器、中心静脈栄養、胃瘻等の医療処置が必要な患者さんも対象としており、在宅療養支援病院としての機能を果たしています。また、病状が悪化した時は可及的早期に地域包括ケア病棟に入院できる体制を整えています。

 「最後まで自分の力で歩く」、「最後まで口から食べる」は、年齢を重ねると誰もが望むところではないでしょうか。当院は時代の要請に応える形で医療と介護サービスを発展させてきました。高齢化の進行に伴い、医療には介護、介護には医療との連携が欠かせない時代になりました。当院は今後も地域密着型の病院として医療・介護・福祉に力を注ぎ、きめ細かなサービスを提供できる施設に成長したいと考えております。

令和8年7月

理事長 皆河 崇志